受付カウンターにタイルを敷き詰めてみました。
- カテゴリ:
- アーキテクチャ
受付カウンターは患者さんが必ずアプローチする重要なポイントなので少し意匠を凝らしてみました。
中東っぽいタイルを貼りました。こんなタイルです。
タイルは平らですがカウンターは弧を描いています。このタイルのサイズでギリギリいける弧の曲がり具合だそうです。
個人的にはこの部分のアールが絶妙だと思いました。
それにしても中東の模様ってとても迫力があって綺麗ですよね。下はカタールで撮影した窓の模様です。
その昔、イスラム教は偶像崇拝禁止なので美術家たちは聖画を描けませんでした。その代わりに幾何学的な模様の配列を反復する手法を発達させて建物を装飾するようになりました。
この模様は、美術的に優れているのはもちろんのこと、緻密な数学的計算がそれを可能にしていたりするので、まさに美術と科学・異なる叡智の結晶なのでした。
ってゆーか、昔は美術と科学がそれほど遠くなかったということなのでしょうね。